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2025年 ツェルマット 展望台など料金一覧|マッターホルンを見に行こう!

スイス鉄道

2025年の料金表です。
ツェルマットの山岳交通の料金は2024年と比べると値上がりしています。

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ツェルマットでマッターホルンを見るには

ツェルマットは谷のつきあたりの町でツェルマット駅が終点です。
町からもマッターホルンは見えますが、ぜひ登山鉄道やロープウェーで展望台へ。

展望台は大きく分けて3エリア。

  • ゴルナーグラート展望台(登山鉄道で)
  • グレッシャー・パラダイス(ロープウェーで)
  • スネガ展望台(ケーブルカーで)

鉄道パスやデイパス類(一日乗り放題切符)がカバーするのはツェルマット駅までです。
上記3つの展望台へ行くにはそれぞれ乗車券が必要です。

初めてのスイス旅行では、どれがパスの無料範囲でどれが要追加料金なのかよく分からず、パスの範囲を示した地図を何度も見ました。

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ゴルナーグラート展望台 / Gornergrat

2013年 ゴルナーグラート鉄道

マッターホルン・ゴッタルド鉄道のツェルマット駅の道をはさんだ向かいに展望台へいくゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅があります。

【SBBサイトの表示】
ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅は
Zermatt GGB


40分弱で終点ゴルナーグラート駅(標高3089m)へ。
展望台へは少し坂を上りますので標高は3100mを超えます。

リッフェルゼー(Riffelsee)に映る逆さマッターホルンを見るには、ゴルナーグラートの一つ手前ローテンボーデンで下車して湖まで少し坂を下ります。

ゴルナーグラート鉄道 2025年料金表

夏と冬の2シーズン制に変更されました。
春・秋料金は高い夏料金になってしまいました
(2024年までは冬料金、春・秋料金、夏料金と3段階に分かれていました)

冬料金は2024年と比較すると1~2スイスフランの値上げ。
夏料金は2024年と変わらず。
春・秋は夏料金になったので2024年の春秋料金と比べるとゴルナーグラートまで行く場合で9スイスフランの値上げです。

通常料金
(Full Fare)
2024年11月
~2025年4月
片道
往復 2025年
5月~10月
片道
往復
ツェルマット発・着
ゴルナーグラート489666132
ローテンボーデン459057114
リッフェルベルク36724284
リッフェルアルプ26542958
フィンデルバッハ21442346
リッフェルアルプ発・着
ゴルナーグラート36724692
ローテンボーデン27543366
リッフェルベルク22442448
リッフェルベルク発・着
ゴルナーグラート27543366
ローテンボーデン16321938
ローテンボーデン発・着
ゴルナーグラート18362142
通貨:CHF  往復料金は片道×2

スイストラベルパススイスハーフフェアカード利用者は上の料金表の50%引き
スイストラベルパスフレックス旅行日であれば同様50%引き

例:夏にゴルナーグラート展望台へ
通常料金は片道66CHF、往復132CHF
STPやHFC利用者は50%引き片道33CHF往復66CHF

gornergrat.ch / Tickets and Prices

運行

通年運行
2025年11月3日~9日はメンテナンスのため休止

運行時間
~4月21日 省略
4月22日~
・ツェルマット始発は7:00
・ゴルナーグラート発の最終は夏は20:07

途中下車について

リッフェルゼーで逆さマッターホルンを見るにはローテンボーデン下車ですが、チケットを区間ごとに買う必要はなく、ツェルマット~ゴルナーグラートの通しで購入し途中下車できます。

【SBBアプリでの途中下車】
ツェルマットの改札機にQRコードをかざして入場します。
ローテンボーデン途中下車時もQRコードをかざして出ます。

ローテンボーデンで再度QRコードをかざして入場し、ゴルナーグラートへ行きます。
(復路で途中下車する場合でも同様です)

当日天気を見て買う場合、アプリでも窓口でも普通切符(Point-to-pointチケット)です。
後戻りさえしなければ途中下車できます。

他の展望台での途中下車も同様に考えてください。

片道 通常料金(夏)の場合
ツェルマット→ゴルナーグラート66CHF
ツェルマット→ローテンボーデン57CHF、ローテンボーデン→ゴルナーグラート21CHF 計78CHF
区間ごとに買うと12CHFも高くなってしまいます。(ハーフフェアなら6CHF高い)

【SBBアプリでゴルナーグラートの翌日以降のチケットを検索する場合】

ロープウェーや観光登山鉄道などの山岳交通は基本的には、当日天気をみて現地で切符を買って乗るというスタイルです。早割切符という考えはありません。

ただし、ゴルナーグラート鉄道に関しては
朝早い便や午後の便に割引マーク(%)がついていることもあります。
スーパーセーバーチケットがあるようです。
これは電車指定の早割切符なので途中下車するとそれ以降の区間は乗れません。

途中ハイキング

ゴルナーグラートからの帰り、ローテンボーデンで途中下車し、リッフェルゼーを見てそのまま1駅下のリッフェルベルクまでハイキングしてまた電車に乗るのもOKです。

この場合は1駅乗車しないので区間ごとに買うと少しだけ節約できます。

片道 通常料金(夏)の場合
ゴルナーグラート→ツェルマット66CHF

・ゴルナーグラート→ローテンボーデン21CHF
・リッフェルベルク→ツェルマット42CHF
合計63CHF

3CHFの節約です(ハーフフェアなら1.5CHFだけの節約ですが…)

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マッターホルン・グレッシャー・パラダイス / Matterhorn Glacier Paradise

2023年 シュヴァルツゼーからトロッケナーシュテークへ

クライン・マッターホルン(標高3883m)の山頂にあります。
ヨーロッパ最高地点の展望台。
ロープウェーを乗り継いで上がります。

グレッシャー・パラダイス 2025年料金表

2024年と比較すると2025年春からは値上がりしています。

ツェルマット発
通常料金
11~4月5~6月/
9~10月
7~8月
グレッシャー・パラダイス 片道627481
〃 往復95114125
トロッケナー・シュテーク 片道414954
〃 往復637583
シュヴァルツゼー 片道313842
〃 往復485864
フーリ 片道111415
〃 往復172022
リッフェルベルク 片道*313842
〃 往復*485864
テスタ・グリジア 片道89113127
〃 往復135173195
通貨:CHF  2024年11月~2025年10月  *フーリ経由
往復で買うと片道×2より少し安い

スイストラベルパススイスハーフフェアカード利用者は上の料金表の50%引き
スイストラベルパスフレックス旅行日であれば同様50%引き

例:夏にグレッシャー・パラダイスへ
通常料金は往復125CHF
STPやHFC利用者は50%引き往復62.50CHF

matterhornparadise.ch / SIGHTSEEING TICKETS
こちらに途中の区間料金なども全て載っています。

フーリ~リッフェルベルク(Riffelberg-Express) の運行

2025年
冬は4月21日まで
夏は6月28日~8月17日

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スネガ、ロートホルン展望台 / Sunnegga, Rothorn

2013年 スネガ展望台 ライゼー

最初の区間のケーブルカーは約5分でスネガ展望台(駅の標高2288m)へ。
駅の下にはライゼー(Leisee)があり、逆さマッターホルンが映ります。
5分で行けて料金も一番お手軽な展望台。

その上はロープウェーで乗り継ぎブラウヘルト、ロートホルン展望台(駅の標高3104m)へ行けます。
ブラウヘルトから下ったシュテリゼー(Stellisee)にも逆さマッターホルンが映ります。

Sunnegga, Blauherd, Rothorn 2025年料金表

2024年と比較すると2025年からは値上がりしています。

ツェルマット発
通常料金
11~4月5~6月/
9~10月
7~8月
ロートホルン 片道425055
  〃 往復647785
ブラウヘルト 片道293539
  〃 往復465662
スネガ 片道161921
  〃 往復232831
通貨:CHF  2024年11月~2025年10月
往復で買うと片道×2より少し安い

スイストラベルパススイスハーフフェアカード利用者は上の料金表の50%引き
スイストラベルパスフレックス旅行日であれば同様50%引き

例:夏にスネガへ
STPやHFC利用者は50%引き往復15.50CHF

matterhornparadise.ch / SIGHTSEEING TICKETS
こちらに途中の区間料金なども全て載っています。

運行

2025年の夏の運行
・ツェルマット~スネガ:5月24日~10月12日
・スネガ~ブラウヘルト:6月14日~10月5日
・ブラウヘルト~ロートホルン:6月28日~9月28日

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ツェルマット内の乗り放題パスや周遊チケットなど

ツェルマットの展望台3エリアすべての乗り物に自由に乗れるパス周遊チケットなどもあります。

ピークパス/PEAK PASS

2024年と比較すると2025年は値上がりしています。

ツェルマット内の全ての乗り物が乗り放題になります。
上で紹介した3か所の展望台への登山鉄道やロープウェーなど全てです。
・ゴルナーグラート
・グレッシャー・パラダイス
 ※ただしグレッシャー・パラダイスまで。イタリア側のテスタ・グリジアは範囲外
・スネガ、ロートホルン

村内バスも乗れます。
といってもツェルマットはそんなに広くないので歩いて回れます。

マッターホルン・ゴッダルド鉄道も一部乗れます
ランダ(Randa)~テーシュ(Täsch)~ツェルマット(Zermatt)
ツェルマットは一般車の乗り入れ禁止で車の方はテーシュの駐車場に停めてツェルマットへ来るので駐車場への往復にも使えますし、ランダの吊り橋までハイキングに行くことも。

1日券から14日券までは一日刻みで設定があるので旅程に合わせて利用できます。
長く滞在する方には21日券、1か月券もあります。

連続~4月
通常料金
~4月
割引料金
5、9~10月
通常料金
59~10月
割引料金
6~8月
通常料金
6~8月
割引料金
1日180135212159234175.50
2日200150234175.50260195
3日226169.50266199.50294220.50
4日250187.50294220.50326244.50
5日276207324243360270
6日300225352264390292.50
7日320240376282416312
以降省略
通貨:CHF  2024年11月~2025年10月 

フレックス版もあります。

フレックス~4月
通常料金
~4月
割引料金
5、9~10月
通常料金
5、9~10月
割引料金
6~8月
通常料金
6~8月
割引料金
5日間のうち
3日利用
236177276207306229.50
6日間のうち
4日利用
264198310232.50344258
通貨:CHF  2024年11月~2025年10月

トラベルパスやハーフフェアカード利用者は上の表の割引料金欄を見てください。
25%引きです。

ピークパスは延長することも可能。
(料金表は省略しますが下のリンク先に載っています)

matterhornparadise.ch HIKING TICKETS
8日以上のパスなどはこちらで確認できます。

ピーク2ピークチケット/PEAK2PEAK TICKET

1日でゴルナーグラート展望台とグレッシャー・パラダイスの2か所を回るチケットです。

ゴルナーグラートへ登山鉄道で上がった後、ツェルマットまで下りず、途中のリッフェルベルクでフーリへ行くロープウェーでショートカットし、グレッシャー・パラダイスへ向かいます。(逆ルートでもOK)

このためリッフェルベルクとフーリを結ぶロープウェー(Riffelberg-Express)がオープンしている時期のみのチケットです。

通常料金~4月 7~8月
Peak2Peak153206
通貨:CHF  2025年

※公式サイトでは2024年と書いてありますが変更漏れ? 昨年の記事比較すると値上がりしているので2025年料金だと思います。

トラベルパスやハーフフェアカード利用者は上の料金表の50%引き

ゴルナーグラート ラウンドトリップ/GORNERGRAT ROUND TRIP

ゴルナーグラート展望台へゴルナーグラート鉄道とロープウェーを使って行くチケットです。

通常料金~4月 6~8月
片道:ゴルナーグラート鉄道
片道:ゴルナーグラート鉄道+ロープウェー
106141
往復:ゴルナーグラート鉄道+ロープウェー102130
通貨:CHF  2025年  ロープウェーはフーリ経由

※こちらもサイトは2024年ですが、昨年の記事と比較すると値上がりしているので2025年料金だと思います。

トラベルパスやハーフフェアカード利用者は上の料金表の50%引き

コンビチケット 5 Lakes Walk

スネガの一つ上まで乗り物であがり、5つの湖などを巡りながら歩いて降りてきて、スネガからまた乗り物で降りるチケットです。

通常料金5~6月/
9~10月
7~8月
往路:ツェルマット→ブラウヘルト
・・・ハイキング(下り)・・・
復路:スネガ→ツェルマット
4550
通貨:CHF  2025年

トラベルパスやハーフフェアカード利用者は上の料金表の50%引き

他にアフタヌーンチケットなどがあります。

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ユーレイルグローバルパス利用者への割引

ツェルマット駅までの列車はユーレイルパスでカバーできます。
ツェルマット内の登山鉄道やロープウェーでの割引はありません。
(個別チケットにもピークパスにも)

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ピークパスか?個別買いか?

ハーフフェアカードを利用する人/計算例は夏料金

◆ピークパスは買わずに個別購入して3か所の展望台を1往復ずつした場合。
66+62.50+42.50=171CHF

◆ピークパスを購入した場合。(何回でも行ける)
割引ありの1日券で175.50CHF、2日券195CHF、3日券220.50CHFなど

仮に1日で3か所全て回ったとしても個別に買った方がピークパスの1日券より少し安いです。
しかし、何日か滞在し、パスのメリットを生かして同じ展望台に何度も行くならパスの方が個別買いより安くすみます。

ハーフフェアカードを利用しない人/計算例は夏料金

例えばスイス内の移動をレンタカーやユーレイルパスでする人は、ハーフフェアカードを買わないかもしれません。

◆割引なしのピークパスを購入した場合
1日券234CHF、2日券260CHF、3日券294CHFなど

◆正規料金で個別購入して3か所の展望台を1往復ずつした場合。
132+125+85=342CHF

何か所か行くならパスを買ってもよさそうです。

まとめ
ユングフラウ地方のパスであればエリアが広く、登山鉄道やロープウェーも色々あって選択肢も多いですが、ツェルマットはこの3か所内での乗り放題なので天気の様子を見ながら1回ずつ行ければいいという感じだと個別買いで良いかと思います。

何度も行きたい
チケットを個別に買う手間を省きたい
この場合ならピークパスも良いと思います。

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