スイス周遊旅行ならチューリッヒ空港を利用する人が多いと思います。
飛行機での到着後、あるいは帰国前にチューリッヒ宿泊も多いかと。
私はスイスでは山や湖などが目的なので、大都市のチューリッヒに興味はあまりないのですが、少しずつ滞在することになります。そのためチューリッヒ近辺の情報をストックしてます。
この記事では
・チューリッヒ中央駅を起点に1時間ほどで行ける場所の検索例
・一日に何回か乗り降りする場合の検索例
を解説します。
普通切符、早割切符など切符の種類についての説明はこちら
検索条件、SBBの検索画面
【検索例】
約3ヵ月先の6月5日(木) 朝9時発
ハーフフェアカード利用 2等
チューリッヒ中央駅はZürich HBです。
まずはFromに出発駅、Toに到着駅を入力。
日時を選びます。
時間の横のDepはDeparture(出発)、9:00出発で検索の意味です。
ArrはArrival(到着)、9:00到着で検索の意味です。
日本の時刻検索アプリと同じ使い方です。
その下のPrice displayで料金を選択できます。
Half Fare Travelcard →ハーフフェアカード利用の割引料金で表示
Full fare →正規料金で表示
この表示に変わって分かりやすくなりました。
以前はこの表示なくハーフフェアカード利用料金が表示されていたと思います。
見た時「ハーフフェアカード使えばこの料金の半額か~」と勘違い。
SBBのフォーラムでもこれに関する質問をときどき見かけました。
例1 チューリッヒからベルンへ行く
Zürich HB → Bern
※ウムラウト無視でzurichと検索してOKです
以下のスーパーセーバーチケットの割引率が通常より高いです。
記事のために検索した時期にセールか何かしていたのかもしれません。
紛らわしくてすみません。
9:02発のIC
所要時間56分、乗り換えなし、普通運賃26.50CHF
9:06発のIR
所要時間は1時間18分、乗り換えなし、早割12.60CHF~
9:08発のIR
所要時間は1時間16分、乗り換え1回、早割11.20CHF~

もう少し早い時間を見たい
9:02発の上にあるEarlier connectionsをクリック
遅い時間を見たい
下の方にあるLater connectionsをクリック
四角の枠内をクリックすると右にその便の詳細が表示され、乗り換えなどもわかります。
9:02発は普通切符のみ。割引切符はないようです。
Point-to-point Ticket 26.50CHF

この場合、今(3ヵ月前に)買ってもメリットはありません。
普通切符は当日買っても同じ料金なので。
といってもデメリットもありません。
普通切符はキャンセル可(=返金される)なので。
ですが、今3ヵ月先の普通切符を買ってその後に旅行計画変更でキャンセルすることになった場合、買う手間とキャンセルする手間がムダです。(切符購入の練習にはなりますが)
乗ると決まった直前に購入でかまいません。
日本でJRの大阪~京都の切符を買うように、切符が売り切れることはありません。

普通切符って何時の便に乗ってもいいのでは?
もしここから購入すれば、9:02発に乗らないといけないの?

Point-to-point ticketの下にチケットの説明があります。
Valid:6月5日~6月6日5:00 便の指定はなくこの期間有効という意味です。
どれでも乗れます。
9:02の便から購入に進んだとしても、普通切符を選んだ場合は何時の便に乗ってもいいということです。
9:06発は普通切符と割引切符のスーパーセーバーチケットがあります。
Supersaver Tciket 12.60CHF
Point-to-point Ticket 26.50CHF

スーパーセーバーチケットの下の説明
Valid: Only for the selected connection
6月5日 9:06発 10:24着
この電車にしか乗れません。
こちらは9:08発、もう少し安いスーパーセーバーチケットがあります。

この日のセーバーデイパスは検索時点で44CHFでした。
普通運賃の方が安かったのでセーバーデイパスは表示されませんでした。
もしセーバーデイパスがまだ最安値29であれば普通運賃と変わらないのでセーバーデイパスも表示されていたかもしれません。
チューリッヒからベルンへ日帰り旅行の場合
往復(Return jouney)にしてみます。(黄色の丸印)
※これは日帰りの場合のみです。翌日戻る場合は片道ずつ購入。
普通運賃は26.50×2=53CHFになりました。
セーバーデイパス 44CHFも表示されました。

気づかずに行きと帰りで区間ごとに普通切符を買えば53CHFです。
ベルンでトラムなどに乗る場合も別料金です。
セーバーデイパスを買えば44CHFで9CHFの節約です。
ベルンでトラムなどに乗る場合も含まれます。
この場合のセーバーデイパスのデメリットはキャンセル不可な点です。
もし旅行キャンセルなどで使わなくなったとしても返金はありません。
とりあえずセーバーデイパスの料金もチェックしておこう!
片道が10~20CHFくらいでも2倍して(往復して)30~50CHFになるなら、念のためセーバーデイパスの料金がいくらなのかチェックしておくのがよいです。

その日の予定はまだ確定していない。
でも1時間程度の街ルツェルンかベルンに行くと思う
こんな場合でも、セーバーデイパスが安ければ買っておけば、どこへでも行けますので融通がききます。
セーバーデイパスが既に高くなっていた場合
朝出発する時間はスーパーセーバーチケットで固定してしまって、帰りは好きな時間に普通切符で戻れば、普通切符で往復するよりは節約になります。
スーパーセーバーチケットは意外と直前まで安く残っていることも。
例2 チューリッヒからバーゼルとベルンへ行く
チューリッヒ→バーゼル→ベルンで考えてみます。
出発:チューリッヒ、到着:ベルンだと例1の検索結果と同じになってしまうので、経由地:バーゼルを追加します。
経由地の指定方法はこちらに記事を書いています。
区間ごとに切符購入の場合
区間1 チューリッヒ→バーゼル
9:08発→10:14着
所要時間は1時間6分、乗り換えなしです。

チケットの選択肢は2つ。
・普通切符 18CHF
・スーパーセーバーチケット 5.40CHF
※この時はセール?とても安いチケットが出ていました。
区間2 バーゼル→ベルン
10:25発→11:26着
所要時間は1時間1分、乗り換えなしです。

チケットの選択肢は2つ。
・普通切符 21CHF
・スーパーセーバーチケット 13.80CHF
区間合計
普通切符
2つの区間を別々に購入 18+21=39CHF
スーパーセーバー
2つの区間を別々に時間指定で購入 5.40+【 】=【 】CHF
朝、出発時間を確定できそうなら
区間1は、9:08のスーパーセーバー5.40CHF
区間2はバーゼルでの観光時間を考えてスーパーセーバー検索。【 】CHF
あるいは区間2は時間を自由にしておきたい場合、普通切符18CHF
これなら5.4+18で合計23.40CHF
チューリッヒからベルン(バーゼル経由)の通しで購入

9:08発チューリッヒ→バーゼル→11:26着ベルン
・普通切符 35.50CHF
・スーパーセーバーチケット 17.60CHF
・セーバーデイパス 44CHF
区間ごとに調べた時は普通切符のほうがかなり安かったのでセーバーデイパスは表示されませんでした。
わざわざ高い切符を買う人はいませんよね。
今回は2区間の合計がセーバーデイパス料金と近いのでセーバーデイパスも表示されました。
このように、SBBサイトが安くて良さそうな選択肢を表示してくれます。
この検索例では、気づかずに区間ごとに普通切符を買ったとしてもセーバーデイパスより普通切符の合計の方が安かったので結果的に損はしませんでした。
もし、この日のセーバーデイパスがもっと安かった場合、気づかずに区間ごとの普通切符を買っていればセーバーデイパスより高いうえ、途中下車時にトラムなどを使うこともできませんでした。
◆区間ごとに普通切符を合計◆
普通切符2枚の合計 18+21=39
◆通しの普通切符◆
35.50
普通切符は電車の指定はなく途中下車もできます。
バーゼルで降りて観光後ベルンへ行くことができます。
◆セーバーデイパス◆
44
どこへどのルートで行こうと自由
例3 チューリッヒからバーゼルとベルンへ行き、チューリッヒに戻る
出発:チューリヒ、到着:チューリヒで検索すると当然ながらエラーになりました。

経由地にバーゼル、ベルンを指定してみました。ぐるっと回って帰ってくる感じです。

1区間ずつ普通運賃を足してみると65CHFほどです。
セーバーデイパスが表示されました。
合計額が大きくなったからか、今までは表示されなかったデイパス78CHFも表示されています。
戻ってきて反対方向の街に行く場合などエラーになる場合
経由を指定してもルートや電車によっては料金が表示されない場合もあります。
その場合は、区間ごとに料金を検索して、その合計次第ではセーバーデイパスも検討してみてください。
まとめ
長距離を乗る場合は検索すれば、普通チケット、スーパーセーバー、セーバーデイパスと選択肢が出ることが多いので、そこから選べばいいので単純です。
短距離の検索時にはセーバーデイパスが出ない
近距離の切符を検索する場合、セーバーデイパスの方が高いことが多く、切符の選択肢に表示されません。
検索システムは安い切符を表示するようになっています。
1日で短区間を複数回乗る場合は、セーバーデイパスが表示されないこともあるので区間ごとの料金を見て、合計したときにセーバーデイパスの方がお得なら自分でセーバーデイパスを指定して買う必要があります。
セーバーデイパスの日付を指定して買う方法は上にリンクを貼っている記事内でご紹介しています。
【複数回乗車予定日の切符購入】
1.乗りたい区間料金を1つずつ調べる
2.その日のセーバーデイパス料金も調べる
3.区間合計と比較する
4.その日の行動予定を考え切符を選択
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