ユングフラウ地方にはロープウェーやケーブルカーなどが色々あります。

ロープウェイのチケットは個別買い?
それとも、地域パスを買う方がいいの?
初めてのスイス個人旅行なら気になる点かと思います。
「乗り放題パス=おトク」とは限らないと思います。
観光したい場所をリストアップしてみてください。
個別チケット料金の合計額をパスと比較してみてください。
個別料金はこちらにまとめています↓


ベルナーオーバーラントパス / Berner Oberland Pass
カバーエリアの一番広いパスです。
昨年から通年で販売されるようになりました。
ロープウェーなど山岳交通で無料の場所が減り、割引料金になりました。
逆に一般鉄道の範囲は広くなりました。
ゴールデンパスラインが全て含まれるようになったので、山だけでなく鉄道もよく利用する人には便利かもしれません。
2026年料金は2025年と同額です。
2026年 ベルナーオーバーラントパス料金表
| 2等 連続利用 | 正規料金 | 割引料金 |
|---|---|---|
| 3日パス | 240 | 168 |
| 4日パス | 280 | 196 |
| 6日パス | 350 | 254 |
| 8日パス | 395 | 287 |
| 10日パス | 435 | 316 |
| 72 | 60 |
割引料金:
スイスハーフフェアカード、スイストラベルパス(同フレックス)などの利用者
ユース(16歳~24.99歳)は割引料金を適用
子供、犬は30スイスフラン
| 1等 連続利用 | 正規料金 | 割引料金 |
|---|---|---|
| 3日パス | 288 | 202 |
| 4日パス | 336 | 236 |
| 6日パス | 420 | 305 |
| 8日パス | 474 | 345 |
| 10日パス | 522 | 380 |
| 85 | 70 |
割引料金:
スイスハーフフェアカード、スイストラベルパス(同フレックス)などの利用者
ユース(16歳~24.99歳)は割引料金を適用
子供、犬は30スイスフラン
2日追加券について
オンラインでの購入はありません。
駅カウンターなどで。
メインのパス1枚につき、最大2回の延長(合計4日間)が可能です。
「BOP 2-day extension」として発行されます。
提示する時には追加パスだけでなくメインのパスも一緒に提示します。
(追加券だけ買う人がいるかもしれないからでしょうか)
ベルナーオーバーラントパスの有効範囲
無料で乗車可能
鉄道
北東方向はルツェルン、北西方向はベルン、西はモントルー、南はドモドッソラまで
※ゴールデンパスラインの全区間が範囲です。
湖船
トゥーン湖、ブリエンツ湖
バス
グリンデルワルト、ラウターブルンネン、インターラーケンなど
グリンデルワルトの山岳路線も含む。
ベルンやルツェルンのバスは除く。
山岳交通
以下に有名どころをピックアップします。
シルトホルン
(LSMS)シュテッヘルベルク~ギンメルワルト~ミューレン~ビルク~シルトホルン
(BLM)ラウターブルンネン~グリュッチアルプ、グリュッチアルプ~ミューレン
ラウターブルンネンからバスでシュテッヘルベルクへもOK
アルメントフーベル
(SMA)ミューレン~アルメントフーベル
メンリッヒェン
(GGM)グリンデルワルト・ターミナル~メンリッヒェン
(LWM)ヴェンゲン~メンリッヒェン
フィンシュテック
グリンデルワルト~フィンシュテック
シーニゲプラッテ ※2025年途中で変更がありました
(SPB)ヴィルダースヴィル~シーニゲ・プラッテ
ブリエンツ・ロートホルン
(BRB)ブリエンツ~ブリエンツァー・ロートホルン
SoerenbergからもOK
その他
Meiringen、Kandersteg、Adelboden、Lenk、Gstaad周辺のロープウェーなど
この辺りの滞在が長めでグリンデルワルトだけでなくマイリンゲン、カンデルシュテークなどにも足をのばす人にはおトクだと思います。
割引料金で乗車可能
以下に有名どころをピックアップします。
ユングフラウヨッホ ※約25%引き
グリンデルワルト~クライネシャイデック
ヴェンゲン~クライネシャイデック
グリンデルワルト・ターミナル~アイガーグレッチャー
クライネシャイデック~アイガーグレッチャー~ユングフラウヨッホ
(5月1日~10月31日:クライネシャイデック/アイガーグレッチャーより上は座席予約が必要)
ハーフフェアカードを持っている人は、このパスよりHFCで半額で購入する方が安いです。
フィルスト ※半額
(BGF)グリンデルワルト~フィルスト
ハーダークルム ※半額
(HB)インターラーケン~ハーダークルム
ベルナーオーバーラントパスの購入時期、購入場所と使い方
オンラインにしろ窓口にしろ直前購入がよいと思います。
理由は、
・利用開始日を決める必要がある
・早く買っても割引はない
・天気
オンラインで購入
・スイストラベルセンター
・ベルナーオーバーラントパスのサイト
現地の主要駅で購入
エリア外のチューリヒやジュネーブへ飛行機で到着後、空港駅でパスを購入し、ベルナーオーバーラントへ向かうこともできます。
※エリアまでのチケットは別に必要です。例:チューリヒ空港~ルツェルン
パスの使い方
・スマホ内に保存して改札口や検札時にQRコードスキャン
・A4用紙に印刷しておいて改札口や検札時にQRコードスキャン
ユングフラウ・トラベルパス / Jungfrau Travel Pass
主にグリンデルワルト周辺のロープウェーや登山鉄道をカバーします。
ロープウェー等には1等、2等の区別はありませんので席種別のパスではありません。
2026年料金は2025年と同額。
2026年 ユングフラウトラベルパス料金表
| 連続利用 | 正規料金 | 割引料金 |
|---|---|---|
| 3日パス | 210 | 165 |
| 4日パス | 235 | 180 |
| 5日パス | 270 | 210 |
| 6日パス | 290 | 225 |
| 7日パス | 310 | 240 |
| 8日パス | 330 | 255 |
| 45 | 35 |
割引料金:
スイスハーフフェアカード、スイストラベルパス(同フレックス)などの利用者
子供(6~15.99歳)は30スイスフラン
※1日追加は無料
1日追加 / Extension day Jungfrau Travel Pass
既存のパスの有効期限の翌日から1日延長が可能。
ユングフラウ鉄道の有人販売所で購入。
検札時などは既存のパスと延長分を一緒に見せます。
ユングフラウトラベルパスの有効範囲
無料で乗車可能
グリンデルワルト側がメインのパスです。
ラウターブルンネン側の路線バスやシルトホルンなどは範囲外。
- (JB)クライネ・シャイデック~アイガーグレッチャー
- (Eiger Express)グリンデルワルト・ターミナル~アイガーグレッチャー
- (WAB)ラウターブルンネン~クライネ・シャイデック~グリンデルワルト
- (GGM)グリンデルワルト・ターミナル~メンリッヒェン
- (LWM)ヴェンゲン~メンリッヒェン
- (BGF)グリンデルワルト~フィルスト
- (BOB)インターラーケンオスト~ラウターブルンネン/グリンデルワルト
- (BLM)ラウターブルンネン~グリュッチアルプ、グリュッチアルプ~ミューレン
- (SPB)ヴィルダースヴィル~シーニゲ・プラッテ
- (HB)インターラーケン~ハーダークルム
- 鉄道 インターラーケン・ヴェスト~インターラーケン・オスト~ブリエンツ
- 湖船 トゥーン湖、ブリエンツ湖
- バス グリンデルワルト・バス(山岳ラインは除く)
割引料金で乗車可能
ユングフラウヨッホ:
アイガーグレッチャー~ユングフラウヨッホ往復
コネクティングチケット 50%引き
63CHF
89CHF ※5月1日~10月31日座席予約込料金
フィンシュテック:
ユングフラウトラベルパスのサイトの地図には載っていませんが、フィンシュテックのサイトにはユングフラウトラベルパスで15%引きの料金が載っています。
ハーフフェアカード利用者はハーフフェアカードの割引(50%引き)を利用する方が安いです。シルトホルン:
昨年までシルトホルンのサイトには割引料金が載っていました。
現在は載っていませんので割引はなくなったようです。
ショップでの10%オフ
ユングフラウヨッホやグリンデルワルトターミナルなどのTop of Europeショップでパスを提示すると10%オフが受けられます。(リンツなど除外あり)
ユングフラウトラベルパスの購入時期と場所と使い方
オンラインにしろ窓口にしろ直前購入がよいと思います。
理由は、
・利用開始日を決める必要がある
・早く買っても割引はない
・天気
jungfrau.chサイトで購入
現地の駅やロープウェー乗り場で購入
アンリミテッド・ユングフラウ・サマー・パス /
Unlimited Jungfrau Summer Pass
シーズン中有効のパス。
シーズン中なら何度でも乗り放題。
ユングフラウヨッホ、シルトホルンも無料!
(ユングフラウヨッホは5~10月は別途座席予約が必要)
2026年 アンリミテッドユングフラウサマーパス料金表
| 正規料金 | 割引料金 | |
|---|---|---|
| アンリミテッドユングフラウ サマーパス | 549 | 449 |
子供(6~15.99歳)は30スイスフラン
有効期間:
2026年4月3日~11月29日
割引料金:
ハーフフェアカード(1年版)利用者など
※普通に1ヵ月版のスイスハーフフェアカード利用者もOKだと思っていましたが、ユングフラウトラベルパスの案内と見比べると区別して書いてあります。このパスの割引は主にスイス在住者向けのGAやハーフフェアカード(1年)利用者のみなのかもしれません。
ユングフラウトラベルパスの割引:
Half Fare Card, Swiss Half Fare Card, GA, Swiss Travel Pass, Swiss Travel Pass Flex(validated), その他シーズンパス類
アンリミテッドパスの割引:
GA, Half Fare Card, その他シーズンパス類
アンリミテッドユングフラウサマーパスの有効範囲
無料で乗車可能
ユングフラウヨッホは全区間無料。
シルトホルンも全区間無料。
(1回だけなどの制限なく何度でも行けます)
代わりにインターラーケン周辺は範囲が狭く湖船なども対象外。
- (JB)クライネ・シャイデック~アイガーグレッチャー~ユングフラウヨッホ
- (Eiger Express)グリンデルワルト・ターミナル~アイガーグレッチャー
- (WAB)ラウターブルンネン~クライネ・シャイデック~グリンデルワルト
- (GGM)グリンデルワルト・ターミナル~メンリッヒェン
- (LWM)ヴェンゲン~メンリッヒェン
- (BGF)グリンデルワルト~フィルスト
- (BOB)インターラーケンオスト~ラウターブルンネン/グリンデルワルト
- (BLM)ラウターブルンネン~グリュッチアルプ、グリュッチアルプ~ミューレン
- (LSMS)シュテッヘルベルク~ミューレン~シルトホルン
- (SMA)ミューレン~アルメントフーベル
- (SPB)ヴィルダースヴィル~シーニゲ・プラッテ
- (HB)インターラーケン~ハーダークルム
- バス
グリンデルワルト・バス(山岳ラインは除く)、
ポストバス ラウターブルンネン~シュッテヘルベルク
ショップでの10%オフ
ユングフラウヨッホやグリンデルワルトターミナルなどのTop of Europeショップでパスを提示すると10%オフが受けられます。(リンツなど除外あり)
アンリミテッドユングフラウサマーパスの購入方法
現時点では2026年のサマーパスはjungfrau.chサイトでは販売前です。
販売開始のお知らせメールを受け取れるようにメールアドレスを登録しておくことができます。
オンライン購入後、受取コードが載った注文確認メールが届きます。
このコードで、ユングフラウ鉄道の営業所でパスを受け取れます。
または、郵送でも可能と書いてありますが、海外への郵送を行っているかは不明。
パスは再利用が可能なデータキャリアで発行されるので次のシーズンまで保管してください。
その他の選択肢として「ユングフラウVIPパス」
グリンデルワルト日本語観光案内所や日本の旅行会社で販売している日本人向けのパス。
・日本人旅行者はユングフラウヨッホに行く人が多い
・ 〃 グリンデルワルトに滞在する人が多い
・ 〃 滞在日数が少な目なので3日間パスで間に合いそう
これらに当てはまるなら「ユングフラウVIPパス」が便利でお得ではないかな、と思います。
2026年4月3日~12月12日
3日間 245スイスフラン
クライネシャイデック/アイガーグレッチャー~ユングフラウヨッホの往復も1回込み
パスを買うか?個別に切符を買うか?
たとえばグリンデルワルトに3泊するとしても、
・グリンデルワルト前後の鉄道移動
・天気
・混雑
などで観光に使える時間は変わってきます。
毎日晴れるとも限りません。
体調不良もあるかもしれません。
混雑もあります。
フィルストフライヤーなどアクティビティは大行列になっていたりします。
8月に行った時に90分待ちの表示を見たことがあります。
私の場合は、
ハイキングをしたり、写真を撮ったり、1か所で長く時間をとります。
上りはロープウェーを使っても、下りは村まで歩くので片道分の料金しか必要ないこともあります。
なのでパスは購入せず、個別買いです。
行きたい場所を絞ることでチケット代の節約にもなっています。
ハイキング優先ではなく、たくさんの場所を回りたい時はパスを検討します。
アクティブにあちこち行きたい人、
1つの場所をゆっくりじっくり観光したい人、
いろんな観光のスタイルがあると思います。
自分のスタイルからパスか個別買いか検討してみてください。
パス料金に早割はありません。
現地到着後に、天気や観光計画によってパスを買うか個別に買うか決めてもいいと思います。
自分のスタイルで旅を組み立てて
自分の楽しみ方で
個人旅行を満喫しましょう!

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