スイス個人旅行では交通費がかかります。
SBBアプリで切符を買う時にWISEデビットカードを使えばクレジットカードより手数料が安いです。
円安
クレジットカードの事務手数料の値上げ
そしてスイスは物価が高い!
お財布にはツライ旅です…。
少しでも節約!
たとえばJALカードで60CHFほどのスイスの鉄道切符を買うとします。
MastercardかVISAなら海外事務手数料は380円ほどかかります。
WISEデビットカードで買うと手数料は60円ほどなので6分の1で済みます。

WISE(ワイズ)についてはこちらの記事をどうぞ
以前の旅ではSBBアプリにクレジットカードを登録して切符を購入しました。
昨年、WISEデビットカードを作りましたので、SBBアプリにWISEを登録できるか試してみました。
SBBアプリの支払い方法にWISEデビットカードを登録
メニューのプロフィール内にあるWallet(財布)をタップします。

今、登録しているクレジットカードなどがあれば下の画像のように表示されます。
Enter new payment method(新しい支払い方法を入力)をタップします。

Credit/debit card (クレジットカード/デビットカード)を選択。

カード番号、有効期限、CVVコードを入力します。
名前はオプショナルとなっていますが私はいちおう入力しておきました。
入力が終われば下のSaveボタンをタップ。

VISA、Mastercard、American Express、Diners Clubが利用可能。
(書いてて気づきましたが、SBBアプリのアメックスの綴り間違ってますね、Amercianになってる💦)
認証や決済などの画面で多いでしょうか、スクショをとると真っ黒にしか写りませんが、ここにはWISEアプリの認証画面が出ていたかな。
「この支払いを承認するか?」とWISEが聞いてきますので、Approve(承認)を選びます。

WISEアプリに「SBBによってカードの有効性が確認されました」と表示されました。
カードが有効か確認されただけなので0CHFで引き落としはありません。
これでWISEのデビットカードで切符購入ができます。

SBBアプリを見るとWISEデビットカードが登録されています。

上から2番目の画像もマスターカードのロゴなのでややこしいですが、私の別のクレジットカードです。
今回はそれを削除してWISEを登録してみました。
(削除せず登録していたらマスターカードのロゴが2つ並んでいました)
SBBアプリで切符を購入
普通切符(Point-to-point ticket)はキャンセル、返金可能なので少額の普通切符を買ってみます。
切符の種類についてはこちら
インターラーケン→ラウターブルンネン
6月30日 2等 普通切符 3.90CHF
この切符を買ってみます。

最終確認画面です。

ちなみにSBBアプリ初回は利用規約についての表示が出るかと思います。
「承認します」にチェックをつけます。

WISEアプリの画面はこのようになります。

つづきです。

初めて使った時は、「保留中」という表示に不安になりました。
その下に「6月9日までに加盟店がこの支払いを請求しなかった場合、自動的に資金を返金いたします」とあり、そのつぎの「詳細を見る」に「保留中」となっている場合の説明があります。
支払いが完了したが、保留中として表示される場合
加盟店によって、お客様のアカウントへの請求に時間がかかる場合があります。
差し当たってのお手続きは何もありません。
購入してすぐにSBBからメールは届いているので支払いは完了しているはずです。
この場合、しばらく待つと「保留中」は消えますので焦らず待ちましょう。
(しばらくといっても数分や数十分ではなく約1日は表示されていましたが)
SBBからの購入完了メール。
QRコードのチケットもついています。

WISEのレート、手数料をチェック
切符代 3.90CHF
為替レート 1CHF=174.538円
WISEの両替手数料 4円
引落額 685円
決済と同時にレートや手数料もきっちり表示されているのでわかりやすいです。
明朗会計ですね!
クレジットカード決済だと数日後でないとわかりませんよね。
スマホの電卓でその場で確認してみます。
3.90×174.538=680.6982円
※小数点以下は四捨五入のようです。
そして、手数料の4円を足して685円の引き落としです。
Googleで同じ時間のスイスフランのレートをチェック
1CHF=174.55円です。

同じです。
WISEはミッドマーケットレートを使用、手数料も安い
ミッドマーケットレートとは、外貨両替や海外送金において、市場で取引される為替レートの中間点(仲値)。
Googleで検索した時に出るレートです。
たいして一般の銀行などはこれに手数料などを足した独自設定の為替レートが多いようです。
手数料(アプリでは「当社の両替手数料」と書かれています)は通貨によって違うようですが、
今回の参考例では0.587%でした。
昨年秋にスイスフランでショッピングした時は0.49%ほどでした。
JALカードの場合
◆JAL・Mastercard/JAL・Visaカード
・円換算レートは、MastercardまたはVisaが適用するレートを使用
・海外でのショッピング利用分は、適用レートに三菱UFJニコス(株)が定めた事務手数料が加算される
・事務手数料は今年から3.63%(税込)
上と同じ3.90CHFの切符をJALカードで買った場合、
680.6982円×3.63%=24.7093円
WISEの手数料4円と比べると6倍です。
しかも、クレジットカードの場合は買い物した日の為替レートではなく、会社にデータが届いた日のレートです。デビットカードのようにすぐに知ることはできません。
まとめ
2024年秋の旅ではWISEデビットカードを色々な国で試してみました。
スイスではコープでの買い物、駅のコインロッカーなどで利用しました。
SBBアプリで切符を買う機会はなかったのでWISEが登録できるか試して記事にしてみました。
(もちろん駅の窓口でWISEを使うのはスーパーでの買い物などと同じことですのでOKです)
手数料なので節約できるのは少額ですがチリツモです。
利用されているクレジットカードの手数料はどうか旅行前にチェックしてみてください。
こちらから登録していただくと「最大75,000円までの送金に使える手数料無料クーポン」または「無料のカード」が獲得できるようです。(英語になってますがリンク先は日本語です)

無料のカードとはデビットカード発行が無料ということですよね。
私はこういったキャンペーンを知らなくてデビットカードを1,200円で発行しました…。
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