速報 ベルナーオーバーラント・パスの2025年からの変更点

スイス鉄道

2025年のベルナーオーバーラントパスの変更点の概要です。
来年スイス旅行を考えておられる方の参考に。

Berner Oberland Pass News 2025

There are some changes to the area of validity of the Berner Oberland Pass for 2025. So that you can continue to make the most of your stay, we have compiled all the changes transparently for you.

The prices remain unchanged.

Berner Oberland Pass

(↑リンク先で変更点についてつづきを読めます)

スイスを周遊するためのパス紹介記事で、ベルナーオーバーラントパスは2025年から通年利用可能になると書きました。

ブリエンツロートホルンやシーニゲプラッテなど夏シーズンしか運行しない山岳交通もあるので「パス料金を冬と夏で変えたりするのかな?」と予想していましたが、料金は変わらず、範囲や割引率が変わるので来年スイス旅行を考えておられる方は要注意です。

パスのメリットが薄れてしまったのでは…

2025年から良くなる点

・1年じゅう利用できます
 (2024年は4月~12月)

・シルトホルンが全区間無料になります
 (今まではミューレンまで無料)

・ゴールデンパスラインが全区間無料になります
 (今まではSaanen駅まで無料。そこからモントルー駅までは半額)

2025年から悪くなる点

・今まで無料だった山岳交通が50%割引になります
 フィルスト
 シーニゲプラッテ
 ハーダークルム

・今まで無料or特別料金だった山岳交通が25%割引になります
 グリンデルワルト~クライネシャイデック
(2024年まで無料)
 ヴェンゲン~クライネシャイデック
(〃)
 グリンデルワルトT~アイガーグレッチャー
(〃)
 これらの上、ユングフラウヨッホまで(2024年まで特別料金)

無料範囲外のユングフラウヨッホへはパス向け料金の往復99CHF(2024年料金)でしたが、25%割引になります。つまりユングフラウヨッホまわりは一律25%割引です。

ハーフフェアカードを持っているならそれを利用する方が50%割引で安くなります。

一言感想

観光客にとってはデメリットが大きい気がします…
パスで元はとれなかったとしても切符を買う手間が省ける便利さがあったと思うのです。
チケット窓口の混雑が増えそうですが、ネット購入も増えているので問題なし?

グリンデルワルト中心に観光の場合、ユングフラウトラベルパスの価値が増したかも。

私は切符の買い方に慣れたのとハイキングしたり写真を撮ったり一か所で滞在する時間が長いので、パスは使わずハーフフェアカード+個別買いです。
アプリでの切符の買い方をもっと紹介していこうと思います。

今のSBBアプリでは25%割引が選べないので改善してほしいな

割引を減らしてユングフラウヨッホに集中する観光客を減らそうという意図でしょうか。
フィルストではアトラクションに90分待ちと表示されているのを見ました。

シルトホルンが無料になるので色んな場所へ観光客が分散してみなが少しでも快適に観光できるといいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました